『ちびまる子ちゃん』（ちびまるこちゃん）は、さくらももこによる日本の漫画作品やそれを元にしたアニメ作品、またはその主人公のあだ名。作者の子供時代の思い出を軸に、普通の小学生の生活を綴るコメディ。また、ドラマでまる子を演じた森迫永依・伊藤綺夏も「ちびまる子ちゃん」と呼ばれることがある。 原作者は『サザエさん』のように本作の関連商品を許諾しない方針だったという。しかしアニメ化に際して、商品化権なしにはスポンサーが集まらなかったので許諾した。もっとも本作のような作風ではキャラクター商品は売れないと判断されており、放映開始直前では8社しか商品化しなかった。しかし放映開始後、人気が加熱、1990年5月には31社が商品化した。ところが人気の過熱を警戒した原作者が商品化を拒絶したために、商品化が滞るようになった。この結果、すでに商品化を決定した各社は機会損失により経済的損害を蒙り、本作のキャラクター商品は著しく不足した。1990年の夏休みでは真正商品の不足のために偽物の商品が氾濫した。